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(注:本リリースは、Zope Europe Association発のニュースリリースを日本語訳したものです。詳細は末尾をごらんください)

Zope社、Zope 2.6.1をリリース

初めてのコミュニティ・リリースによりオープンソース・モデルを検証

2003年2月11日 : Zope社は、受賞実績のあるオープンソースのアプリケーション・サーバ「Zope」の最新バージョン2.6.1のリリースをアナウンスしました。今回の新しいリリースは、改善の大部分がZopeコミュニティから提供された初めてのリリースにあたり、これはコミュニティの開発者たちによる地球規模のコラボレーションの成功を意味しています。

「今回のリリースは、私がZopeに個人的に手を入れて改善していた部分を、実際の製品版Zopeに反映させることを許された、初めてのリリースだ」と語るのは、今回の新しいリリースに大きく貢献した人物の1人、トビー・ディッキンソンです。「たくさんの変化をとりいれるカギになったのは、この直接性だ。私は自分がいつもやっていることをやっただけだが、今回はその成果をコミュニティ全体にすぐ使ってもらうことができる」。

Zope 2.6.1は、ページ・テンプレート機能の国際化と翻訳サポートにおいて前進しており、全文インデックス作成機能においても、結果出力の高速化、世界各国言語のよりよい扱いにおいて向上しています。システム管理者は、OSシグナルの扱いやログ・ローテーションのサポートにおける機能向上を評価するでしょう。大規模Webサイトでは、より少ないメモリ使用でよりよいパフォーマンスを出せる、オブジェクトのキャッシュ・コントロール機能の改善から恩恵を受けるでしょう。

「今回のリリースは、Zopeが地球規模の製品になりつつあることを示している」と語るのは、Bertelsmann AGカンパニー・arvatoシステムのシニア・コンサルタント、スヴェン・グットマンです。「Bertelsmannでは、イントラネット内にメインのWebサイトがあり、そこにはXML形式の新しい記事が1日に5万件入ってくる。わたしたちはZopeの開発者から多大な貢献を受けており、またわたしたちも貢献している。オープンソース開発におけるこのモデルは、明らかに機能している」。

「キャップジェミニ・アーンスト&ヤング・フランスのすべてのオープンソース・プロジェクトでは、その大部分でZopeがベースになっている」と話すのは、キャップジェミニ・アーンスト&ヤングのオープンソース担当役員、ミカエル・レモンです。「Zopeコミュニティはとても生産的であり、その標準機能によって、わたしたちは顧客が要望する機能の大部分を開発できる。わたしたちの開発チームはZopeによる開発プロセスをすばやく学び、いまではZopeによるアプリケーション開発を快適におこなうことができる」。

Zope 2.6.1は、Zope.orgのWebサイトからダウンロードできます。このリリースのLinuxおよびSolarisのバイナリ版では、(2GB以上の)巨大ファイルが扱えるPython 2.1.3を含んでおり、大規模サイトでの利用があらかじめサポートされています。

Zopeについて

Zopeはオープンソースのアプリケーション・サーバをリードする製品で、コンテンツ管理システム、ポータル、独自アプリケーションなどの開発に優れています。1998年にZope社がオープンソース製品としてリリースして以来、Zopeはコンテンツ出版者、マネージャー、アプリケーション開発者などに選ばれるプラットフォームになりました。オープンソース製品として、Zopeには完全なソースコードがついており、ライセンス費用はかかりません。Zopeは世界じゅうの何千もの開発者と企業が参加している地球規模のZopeコミュニティによって管理されています。より詳しい情報は、Zopeのソースコードも含め、www.zope.orgより入手できます。

コンタクト先

Paul Everitt, Zope Europe Association, paul@zope-europe.org

日本語訳:桜井通開, sakurai@breakbeans.com

本リリースについて

このリリースは、Zope Europe AssociationのPaul Everittが英文で発信したものを、日本向けに桜井通開が訳したものです。

本文のカッコ内、および以下の項は、訳者による補足です。

このリリースの配布元は、http://www.breakbeans.com/news/release?id=20030218-1 です。

Zope 2.6.1の日本語対応について

Zope 2.6.1では、Zope 2.6.0での「プロパティで日本語が使えない」という問題が解決し、あわせて日本のZopeユーザ長年の悩みだった「管理画面の文字コード固定」という問題も解決しました(その具体的な方法は、Zope 2.6.1のインストール後、管理画面のルートフォルダで「management_page_charset」というプロパティを作成し、値を「EUC-JP」などにします)。

この改善には、日本のZopeユーザからの声が大きく反映されています。これについての議論は、Zope-devメーリングリストJZUG zope-devel MLで読むことができます。

そのような意味で、Zope 2.6.1は日本のZopeユーザにとっても画期的な、歴史的とも言えるリリースになりました。これに主要な貢献をしたのは、Yusei Tahara、Heiichiro Nakamura、Kazuya Fukamachi、Hajime Nakagami、Hyoudoh Kouichi の各氏です。みなさんの貢献に対し、この場を借りて感謝します。

関連ページ

リリース原文(英語)

http://www.zope-europe.org/marketing/zope261pr/zope261pr-en

Zope 2.6.1 ニュースリリースのプロジェクト

http://www.zope-europe.org/marketing/zope261pr/

Zope社

http://www.zope.com/

Zope.org

http://www.zope.org/

JZUG Zope2.6.1日本語対応の関連情報ページ

http://wiki.zope.jp/Zope261Japanese